■ 外科の概要

 当院外科は「外科疾患を広くカバーする」側面と「特定の疾患を深く診療する」側面を持ち合わせています。ちょっとしたケガからさまざまな消化器疾患・乳腺疾患までほとんどの外科的治療に対応いたします。また、消化器癌・乳癌などの悪性腫瘍に対しては早期発見・早期治療で根治を目指すところから進行癌に対する再発予防の化学療法、末期癌に対しての化学療法・対症療法、更には終末期の苦痛緩和まで専門的知識と経験をもとに一人一人の患者さまに適した治療を提供いたします。
 外科的治療につきましては身体への負担ができるだけ少なくなるよう、腹腔鏡下手術・内視鏡下治療(ステント留置・拡張術など)を積極的に取り入れておりますし、乳腺疾患に対応しております。

切除量を必要最小限に抑え傷が目立たないような工夫を重ねております(乳腺についての詳細は「乳腺外科」の項目をご覧ください)。
近隣に大学病院が多い環境の中、当院は東大病院をはじめ多くの大学病院と連携をしております。患者様の紹介・受け入れ・治療方針の相談など柔軟に対応いたします。

 

■ 当院で可能な処置・治療

当院外科で治療を行っている主な疾患は以下の通りです。詳しくは外来を受診の上、ご相談ください。受診をお待ちしています。
・肝胆膵領域:肝臓がん・胆管がん・すい臓がん胆石症・胆嚢ポリープ・急性胆嚢炎
・胃 腸 領域:胃癌・胃良性疾患、腸閉塞など小腸疾患、大腸癌・大腸良性疾患(急性虫垂炎を含む)、直腸・肛門疾患(痔核・痔瘻などの痔疾患を含
む)。
・体表疾患:鼠径ヘルニア、下肢静脈瘤、中心静脈ポート造設、その他外傷処置、粉瘤・脂肪腫などの小手術など

 

■ 外科系の専門医制度と連携した症例データベースについて

当院では、外科系の専門医制度と連携した症例データベースへの登録を行なっています。詳しくは下記ファイルをダウンロードしてご確認ください。

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外科系の専門医制度と連携した症例データベースについて.pdf
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